サイト売買の概要と説明

サイト売買(サイトMアンドA)は、専業のビジネスとして始まったのが最近(2005年ころ)のため、その定義などについては発展途上の業界である。しかしながら、昨今、ウェブサイトが事業価値、資産価値として認知されつつある背景もあり、ウェブへのビジネスシフトが進むなど急速に変化する社会環境、経営環境に迅速に対応するための有効な手段として注目されている。また、報道番組でサイト売買に関する特集が放映されるなど一般にも周知されるようになった。

ウェブサイトの価値判断の基準としては、収益性、アクセス数、会員数、(検索サイトでの)検索結果やページランク、アクセスに適したドメイン名(基本的に「早い者勝ち」で登録される)などさまざまである。このような良質のウェブサイトを最初から立ち上げるコストと時間を考慮した場合、既存のウェブサイトを買収したほうが合理的と考える買い手と、さまざまな理由により自身のウェブサイトを売却したいというサイトオーナーが存在することで、サイト売買が成立する。

無形の資産であるサイト売買は、売り手と買い手双方の希望する条件の調整、査定、契約など各段階において専門知識やスキルが必要となる。特に、商業サイトの売買では、偉業譲渡(営業譲渡)と同様において、協業避止、譲渡物の確定などの複雑で高度な法律知識が求められることもあり、売買仲介者が存在する。サイト売買の代表的な例として、日本では楽天が旅の窓口を買収した例、オンザエッジがライブドアを買収した例などがある。

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